デザイン地産地消

木更津チーズかねてから疑問に思うことがあります。地方行政がタグライン(キャッチフレーズ)やロゴマークを全国から公募すること。地方自治体のフレーズやロゴマークなど一連のタッチポイントを制作する際に、その地の事情をどこまで租借して全国の方々が作られるのでしょうか。いささか恐縮な物言いですが、千葉県でデザイン業を生業としている自分は、まだ足を運んだことすらない地方のキャッチフレーズやロゴは絶対に作れないと思います。無理です。いろいろな行政の事情があるのでしょうが、押しなべて全国の自治体がこの全国公募スタイルのようです。地元のものは地元で、という農産物のスローガン「地産地消」の道理はデザインでも同じだと思います。仮に著名で実績ある都内のデザイナーが作ったデザインがあって、もう一方決して実績はないけれど、地元のコンテンツを熟知しているデザイナーがいたら、きっと後者のほうが完成度は高いのではないかと私は思います。「デザイン地産地消」という考え方がそろそろ理解されて欲しいと思っています。

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